30分一本勝負 #1 ラッスンゴレライ
2015/4/30 22:59
特に何も考えずに記事を書いてみる。
ルールは「30分でどれぐらいかけるか」ってだけ。
ラッスンゴレライ
8.6秒バズーカは、今原爆関連でいろいろ話題になってるけど、本人たちが「はまやねんの50m走のタイム」って言ってたから、たぶんそうなんだろうなってのと、それぐらいじゃねっていう。
だから今回はネタについて。
Youtubeの公式チャンネルの動画の再生回数は2600万回を超えてる。でも「Youtube見たけど、どこが面白いかわからない」って意見以外聞かない。ネタ自体の問題の前に、まず演出の問題がある。
実際に見てみると分かるけど、「笑い」がまったく足されていない。これは今のテレビを見ていればいる人ほど、違和感を感じてどこで笑っていいかが分からない。真剣勝負していて好感が持てるけど、こういう特殊なネタだと笑いどころが分からないとつらい。
ただネタ自体の問題もかなりある。分かりやすくまとめると、1曲のJ-POPのイントロからサビまで聞いているようなネタ。ネタがノンストップで続いていて緩急がない。よくいうとネタを聴こうと期待するから笑ってる暇がないし、そのタイミングを奪ってる。これもJ-POPと同じ構造で、一つの音楽を聴いてる感覚。
さらに言えば、ネタにレパートリーを出しづらくて、オリエンタルラジオを筆頭としたエンタ系のリズム芸は、時事ネタや他のエピソードトークとからめられるけど、ラッスンゴレライにそれはできない。ゆえに飽きられるスピードもかなり速い。
仮にこのネタで売れていこうとするなら、新しい曲を作るしかない。ここまで書いてきたとおり、ラッスンゴレライは歌という認識なので、どちらかというと「オリエンタルラジオ」とかのリズム芸人というよりも、「ムーディー勝山」のような変な歌歌う人っていうカテゴリに入ってる。
ここまで書いたもののそこまで嫌いじゃないのも事実で、これをきっかけにまたお笑いブーム来ないかなとか期待してる。